セーブ
せーぶ
ゴールキーパーが相手のシュートやヘディングを防ぎ、ゴールへの侵入を阻止する守備行為。セーブの技術には様々な種類があり、キャッチング(ボールを手で捕球)、パンチング(こぶしで弾く)、ディフレクティング(手のひらで逸らす)、ブロッキング(体で防ぐ)などがある。シュートの高さや速度、コースによって適切な技術を選択する判断力が求められる。難易度の高いセーブは「ファインセーブ」「スーパーセーブ」などと称賛される。統計上、セーブ数はゴールキーパーのパフォーマンス指標の一つとされ、「セーブ率」(シュートに対するセーブの割合)も重要な評価基準となる。近年の戦術トレンドでは、ゴールキーパーに足技やビルドアップ能力も求められるが、セーブ能力は依然として最も基本的で重要なスキルである。歴史的名手には、ヤシン、バンクス、カーン、ブッフォン、カシージャス、ノイアーなどがおり、それぞれ独自のセービングスタイルで多くの名セーブを生み出した。