サッカー用語辞典

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ボールタッチ

ぼーるたっち

ボールタッチとは、選手がボールに触れる技術や感覚を指すサッカー用語です。ファーストタッチ(最初にボールを受けた時の処理)の質、ドリブル中の細かなタッチ、パスやシュート時のボールの扱い方など、あらゆる場面でのボールコントロール能力を包括的に表現します。優れたボールタッチを持つ選手は「タッチが柔らかい」「ボールが足に吸い付く」などと評されます。アンドレス・イニエスタ、リオネル・メッシ、ルカ・モドリッチなどは、卓越したボールタッチで知られています。ボールタッチの質は、プレーの選択肢を増やし、相手にボールを奪われにくくし、次のプレーへスムーズに移行するために極めて重要です。トレーニングでは、リフティング、コーンドリブル、壁打ちパスなどでボールタッチを磨きます。また、ピッチコンディションや天候によってもボールタッチの難易度は変化するため、状況適応力も求められます。現代サッカーでは、どのポジションの選手にも高いレベルのボールタッチが要求されています。