クリーンシート
くりーんしーと
クリーンシートとは、1試合を通じて相手チームに得点を許さず、無失点で試合を終えることを指すサッカー用語です。主にゴールキーパーとディフェンス陣の功績を評価する際に用いられます。英語では「Clean Sheet」と表記され、「白紙のスコアシート」という意味から派生した言葉です。日本では「完封」や「無失点試合」とも呼ばれます。クリーンシートの記録は、ゴールキーパーの評価指標として重要視され、シーズンを通じたクリーンシート数はゴールデングローブ賞などの個人賞選考にも影響します。歴史的には、イタリアのディノ・ゾフやイングランドのゴードン・バンクスなど、クリーンシート記録を多く持つゴールキーパーが名手として評価されています。現代サッカーでは、組織的な守備戦術の発展により、クリーンシートはチーム全体の守備力を示す指標としても重要性を増しています。