サッカー用語辞典

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ハーフウェイライン

はーふうぇいらいん

ハーフウェイラインとは、サッカーフィールドを縦に二等分する中央のラインのことで、センターラインとも呼ばれます。このラインはピッチの中心を示し、キックオフ時にはこのライン上にあるセンターサークルからプレーが開始されます。フィールドの長さが標準的な105メートルの場合、ハーフウェイラインゴールラインから52.5メートルの位置にあります。オフサイドの判定においても重要な基準線となり、相手陣内でのプレーかどうかを判断する境界線として機能します。戦術的には、ハーフウェイラインを基準にプレッシングの位置を決めたり、守備ラインの高さを調整したりする際の目安として使われます。また、「ハーフウェイラインを越える」という表現は、攻撃的な位置までボールを運ぶことを意味し、試合の支配率を測る指標の一つともなります。センターサークルの半径は9.15メートルと規定されており、キックオフ時には相手チームの選手はこのサークルの外に位置しなければなりません。