サッカー用語辞典

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両利き

りょうきき

両利きは、サッカーにおいて左右両方の足を高いレベルで使いこなせる選手の能力を指します。「両足使い」とも呼ばれ、どちらの足でもシュート、パス、ドリブルを正確に行えることを意味します。両利きの選手は、プレーの予測が難しく、左右どちらからでも攻撃できるため、守備側にとって脅威となります。ペドロ、ソン・フンミン、オラフ・ショルスなど、両足を自在に使える選手は戦術的な柔軟性をもたらします。完全な両利きは稀で、多くの選手は利き足と逆足で若干の差があります。しかし、現代サッカーでは逆足の精度向上がすべての選手に求められており、トレーニングで意図的に鍛えられます。両利きであることは、ポジションの適応性を高め、市場価値を上げる要因となります。