直接フリーキック
ちょくせつふりーきっく
相手チームのファウルやハンドの反則に対して与えられるフリーキックで、キッカーが蹴ったボールが直接ゴールに入った場合に得点として認められるもの。間接フリーキックとは異なり、他の選手に触れることなくゴールを狙うことができるため、ゴール前での直接フリーキックは大きな得点機会となる。直接フリーキックが与えられる主な反則は、キッキング、トリッピング、ジャンピングアット、チャージング、ストライキング、プッシング、ホールディング、スピッティング、タックル、ハンドリングの10種類。守備側は壁を作って対応することが一般的で、ボールから9.15メートル離れなければならない。ペナルティエリア内での直接フリーキックとなる反則はペナルティキックとなる。優れたフリーキッカーは、ボールに回転をかけて壁を越えたり、無回転で揺れるボールを蹴るなど、様々なテクニックを駆使する。歴史的名手にはプラティニ、ジーコ、ベッカム、ジュニーニョ、中村俊輔などがいる。