サッカー用語辞典

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ロングシュート

ろんぐしゅーと

ロングシュートとは、ペナルティエリアの外、通常はゴールから20メートル以上離れた位置から放たれるシュートを指すサッカー用語です。ミドルシュートよりもさらに距離のあるシュートで、強烈なパワーと正確性が求められます。ロングシュートは、相手守備が密集している場合や、カウンターの終着点として有効な攻撃手段です。スティーヴン・ジェラード、ロベルト・カルロス、アンドレア・ピルロなどは、ロングシュートの名手として知られています。特にジェラードの2006年FAカップ決勝でのロングシュートは伝説的です。ロングシュートを成功させるには、強いキック力、正確な弾道、ゴールキーパーの位置を見極める判断力が必要です。また、無回転シュートブレ球)やカーブをかけたシュートなど、ボールの軌道を変化させる技術も重要です。ゴールキーパーにとっては、距離があるため反応時間は長いものの、ボールのスピードと軌道の変化が脅威となります。